補聴器の種類はいくつかありますから、補聴器の選び方は補聴器外来など補聴器専門医に相談して自分に合った補聴器を選ぶのがベストです。補聴器外来がなくとも最寄の耳鼻科で難聴の性質に合った補聴器を相談して、きちんと調節してもらうのがよいです。耳鼻科・補聴器の専門家・認定補聴器専門店で、補聴器の確かな指導をうけることが快適な補聴器の使用になると考えられます。補聴器の買い方では、補聴器の種類(箱型・挿耳型・耳掛け型・骨伝導型)がありますが、補聴器の価格、補聴器の使い方、装着感じなど、自分に合った補聴器を選ぶことが満足度につながります。
補聴器の選び方・補聴器の買い方の基本は、聴力(耳の聞こえ具合)・使用目的・使用環境に見合った補聴器が良い、といわれています。聴力に合った補聴器の選び方・補聴器の買い方で先ずいえることは、信頼できる補聴器の専門家や認定補聴器専門店で補聴器を選ぶことでしょう。補聴器メーカーや補聴器販売店のカタログや広告だけでは判断できません。既製品の簡易補聴器には、人間の声とそれ以外の音を区別できる機能は付いていませんし、雑音防止装置やハウリング防止装置も装備されてないといわれています。専門家に自分の希望やどのような環境で補聴器を使いたいかを伝えて、良く相談して、自分に合った補聴器を決めましょう。例えば、静かな所でつかうとか、騒音のある所でつかうとかです。また、補聴器の形で使い勝手も違ってきますし、補聴器の価格も気になるところです。
箱型補聴器(ポケット形補聴器)の長所は、ハウリング(「ピー」という音)しにくく、補聴器の価格としては安価で、音質も良好で取り扱いも簡単です。箱型補聴器(ポケット形補聴器)の欠点は、サイズが大きいことに加えてコードが邪魔になるため行動的な人には不向きかもしれませんし、衣服と擦れる音が気になる、見た目が悪いなどがあります。挿耳型補聴器(耳穴形補聴器)ならば行動的な人向きですし、音の入力位置が理想的と考えられます。挿耳型補聴器(耳穴形補聴器)の欠点は、ハウリング・調節しにくい・故障しやすいなどです。ただ、挿耳型補聴器(耳穴形補聴器)を選ぶならば、補聴器の価格としては高めですが、自分の耳にあったオーダーメードの挿耳型補聴器(耳穴形補聴器)を検討するのもよいです。箱型補聴器(ポケット形補聴器)と挿耳型補聴器(耳穴形補聴器)の中間にあるのが耳掛け型補聴器(耳掛形補聴器)といえます。補聴器の価格や大きさも中間にあって補聴器の種類が豊富です。骨伝導補聴器は従来の補聴器と異なります。骨伝導補聴器は、頭蓋骨を通して音の振動を聴覚神経に伝達する補聴器です。骨伝導補聴器は耳穴を塞がないので開放感があり、耳穴から鼓膜をとおして周りの音が入ってくるので自然な聞こえ方がします。メガネ式の骨伝導補聴器ならば見た目で補聴器とは分かりませんが、耳近くの骨を圧迫して振動を伝えるという方法であるため長時間の使用には不向きで、他補聴器のように周囲の声や音を拾って増幅して聞く場合は騒音も大きくなります。
補聴器の選び方・補聴器の買い方は、補聴器による聴力の回復はもちろんですが、補聴器の補聴器の形・補聴器の価格・補聴器の使い方・装着感などを考えて決めるのがよいでしょう。補聴器の種類にもいくつかありますが、アナログ補聴器とデジタル補聴器の価格の違いも殆どなくなっています。適切に調節(フィッティング)された補聴器=聴力に合った補聴器ならば、今までよりもハッキリと言葉が聞こえるようになります。ただし、若い時の様な聴力は補聴器では得られないことを理解しておかなければなりません。補聴器には限界があるということです。また補聴器の価格が高い=100%満足できる聴力が得られる、とはなりません。妥協点を見つけて、最良の補聴器を選ぶことになります。

