ストレス難聴とは正式病名ではありません。マスコミでいうストレス難聴とは心因性難聴を指していると考えられます。心因性難聴(ストレス難聴)は機能性難聴のひとつです。ストレス難聴(心因性難聴)は子供に多いといわれていますが、大人にも起こりうる難聴です。ストレス難聴(心因性難聴)の他に、ストレスが関わるものに低音障害型突発難聴・メニエール病(メニエル病)などが挙げられます。
耳や脳幹に明らかな気質的障害がないのに、純音聴力検査など自覚的聴力検査結果に異常が見られることがあります。これらの検査は検査を受ける側の無意識・意図的に関わらず、検査中の応答が検査結果に反映されるということです。機能性難聴は心因性難聴と詐難があります。詐難は意図的作為的に聴力障害があるかのように応答した検査結果の難聴です。心因性難聴(機能性難聴)は、明らかな精神的ストレスが原因となっています。一時的な強い精神的なショックで耳が聞こえにくくなったり、常に抱えている心配事や問題が難聴の原因になることもあります。疲労や睡眠不足が蓄積される人も難聴になる可能性があります。
低音障害型突発難聴は、難聴を強く自覚することがあまりなく、再発することが多く、低音障害型突発難聴を繰り返しているとメニエール病(メニエル病)に移行するといわれています。低音障害型突発難聴は若い女性に多いといわれており、主症状は難聴・耳鳴りで、通常メニエール病(メニエル病)のような激しい回転性めまいはありません。低音障害型突発難聴はストレスが大きく影響しているとされています。自分なりのストレス解消法を探すことが耳鳴りと難聴対策になるとも考えられます。
※難聴を伴わない耳鳴りがある場合は、ストレスなどによる心因性の耳鳴りと考えられます。老人性難聴の初期では難聴を自覚することがなく耳鳴りだけが聞こえることもあります。

