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健康117ナビ > 多汗症の治療対策

多汗症とは

一般的に言うところの多汗症とは、多汗症の種類で最も多い、手のひら・足の裏・顔・頭部・脇などに多量の汗をかく局所性多汗症を指します。局所性多汗症とは交感神経が過敏に反応することで病的に多量の汗をかく病気です。多汗症の種類として局所性多汗症のほかに、全身性多汗症や味覚性多汗症があります。全身性多汗症の原因には病気や疾患があることが多く、多汗症の原因になっている病気の治療が多汗症の改善・解消に繋がります。多汗症は、汗をかきやすい汗かき体質や、一時的な交感神経の乱れによる汗かきとは異なります。

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手のひら多汗症の治療法

手のひらに大量の汗をかく多汗症を手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)といいます。症状がひどい手のひら多汗症(手掌多汗症)の場合は日常生活に支障をきたすほどで病院での治療対象になります。精神的緊張や体温変化が誘発原因になることも多いですが、緊張していないときでも手のひらに汗をかくのが手のひら多汗症(手掌多汗症)です。局所性多汗症のひとつである手のひらの多汗症(手掌多汗症)は100人に1人といわれるほどであるにもかかわらず、多汗症自体の認知度が低いせいか治療されずに放置されていることが多いようです。

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足の裏多汗症の治療法

足の裏多汗症とは足の裏に大量の汗をかく局所性多汗症のひとつです。足の裏多汗症は正式には足蹠多汗症といいます。足の裏多汗症の原因は手のひら多汗症と同じく交感神経の機能亢進によります。足の裏多汗症の治療法は手のひらの治療と同じような治療法があります。足の裏多汗症の根治的治療として、腰部交感神経切除術や腰部交感神経ブロックがあります。

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顔面多汗症の治療法

顔面多汗症とは、顔に大量の汗をかく症状の局所性多汗症のひとつです。多汗症対策をいろいろ試しても顔の汗で悩み続けているなら、病院で治療を受けることをおすすめします。顔面多汗症の治療法のひとつに星状神経節ブロックがあります。ただ、顔に大量の汗をかく原因に病気が隠れていることもあります。急に顔に大量の汗をかくようになったなら、もともと汗かき体質だったけれどもっと顔に大量の汗をかくようになったなら、病院で診察を受けてください。多汗症ではなくて、治療が必要な別の病気かもしれません。

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腋窩多汗症の治療法

腋窩多汗症は腋の下に大量の汗をかく多汗症で局所性多汗症のひとつです。腋窩多汗症の治療法が腋臭(ワキガ)の治療法と似ているために、腋窩多汗症と腋臭(ワキガ)を混同している人がいるようです。腋窩多汗症と腋臭(ワキガ)では、原因となる汗腺や病態が異なります。腋の下の汗への不安というよりも腋の下の臭いへの不安が大きく、精神発汗による多汗になっているとも考えられます。「腋窩多汗症かも」「腋臭症(ワキガ)かも」と腋の下の汗や臭いで悩んでいるならば、病院で診察を受けて、適切な治療や対策を実行しましょう。

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味覚性多汗症の治療

味覚性多汗症とは、味覚刺激によって顔面や頭部を中心に大量の汗をかく多汗症です。味覚性多汗症は味覚性発汗に精神性発汗が加わったものと考えられています。精神性発汗とは、精神的緊張や予期不安などが引き起こす発汗です。味覚性発汗は生理的発汗で誰にも起きる発汗ですから治療対象にはなりませんが、強い精神性発汗が重なると味覚性多汗症を引き起こしたり悪化させてしまうこともあり、このようなケースでは治療が必要といえます。

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全身性多汗症の治療

全身に大量の汗をかく全身性多汗症は、手掌多汗症などの局所多汗症と同様に大きな悩みになってしまうことがあります。 全身性多汗症の原因が多岐にわたることや症状の程度にも幅があるため、それぞれに応じた検査・治療が必要になります。全身性多汗症の原因が病気である場合は、その病気の治療が優先されます。急に汗をかくようになったなどの症状が現われたら、先ず内科で診察を受けるのが良いでしょう。肥満や一過性のストレス・疲労が全身性多汗症の原因になっていることもあります。

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多汗症の心身療法

多汗症の心身療法には、自律訓練法・カウンセリング・バイオフィードバック療法・森田療法などがあります。なぜ多汗症の治療に心身療法が有効なのでしょう?勿論、精神的要因以外の原因が大きい場合もありますが、精神的緊張や体温変化が多汗症を引き起こしたり症状を悪化させる要因のひとつになっているのも事実です。薬や手術を考える前に多汗症の治療として心身療法を検討してみてはいかがでしょう。

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多汗症の薬治療法(塗り薬)

多汗症の治療法として、薬物療法があります。多汗症の薬といっても塗り薬と飲み薬がありますが、多汗症の薬治療を考えた場合は、飲み薬よりも制汗剤など外部薬(塗り薬)をまず利用するのがよいかもしれません。手のひら多汗症の治療薬として用いられる塩化アルミニウム(塗り薬の制汗剤)は医師に処方してもらいましょう。塩化アルミニウム配合の市販薬としては、テノール液やオドレミンなどがあります。制汗剤は一時的に汗を抑えるもので、多汗症の根本的な治療方法でないことをお忘れなく。

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多汗症の薬治療法(飲み薬)

多汗症の治療法として、薬物療法があります。多汗症の薬(飲み薬)としては、抗不安薬・自律神経調整薬・神経遮断薬などがあります。抗不安薬(精神安定剤)は直接発汗を抑えるというよりは間接的に発汗を抑えることを目的とした治療薬です。多汗症は自律神経と深い関係にあるため、自律神経調整薬も多汗症の症状を緩和する治療薬になります。神経遮断薬に関しては、副作用が強いため使用に否定的な医師が多いようです。

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多汗症のイオン浸透療法

イオントフォレーシス療法とは、水道水に浸した多汗症の部位に弱い電流を流して発汗を抑制する多汗症の治療法です。イオントフォレーシス療法(イオン浸透療法)は手のひら多汗症・足の裏多汗症・脇の下多汗症に限って行われる多汗症の治療法です。イオントフォレーシス療法(イオン浸透療法)は病院で行われる治療法ですが、同様のドライオニックと呼ばれる家庭用機器もあります。

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多汗症の手術治療

多汗症対策・多汗症治療として多汗症の手術治療やブロック療法を考えるのは、心身療法、薬物療法、イオントフォレーシス治療などの治療法で治療の効果が見られなかったり、多汗症の症状が強く日常生活に支障が出ている場合に検討するのがよいようです。個人差があるものの、多汗症の手術治療やブロック療法を受けた後に、代償性発汗をはじめとする副作用があるからです。例えば、手のひら多汗症のETS手術後において手のひらの汗は確実に減少しますが、皮膚が乾燥したり、体の他の部位の汗の量が増えることを代償性発汗といいます。他の多汗症対策・多汗症治療としてボトックス注射や超音波治療があります。

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多汗症の病院と保険適用

多汗症の病院というと先ず皮膚科を考えることと思います。多汗症の治療法は心身療法・外用制汗剤や飲み薬などによる薬物療法、手術療法まで多岐にわたりますから、多汗症を扱う科や病院は、皮膚科だけでなく精神科・心療内科・神経科・ペインクリニック・形成外科など広範囲になります。そのため複数の科や病院で診察を受けることも考えられます。多汗症の治療には症状に合った技術・経験を考慮した病院選びが大切ですが、治療内容によって費用や保険が適用されるかどうかも病院選びのポイントになります。

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多汗症対策の基本

多汗症の対処法は病院の治療だけではありません。日常生活の中で多汗症対策をすることも大切ですし、かなりの効果も期待できます。多汗症対策としては、ストレス解消・食生活など生活習慣の改善、正しい水の飲み方、質のよい汗をかく・不必要な汗をかかない方法の実践、汗をかいたときの対処法の実践、他力本願で制汗剤や汗拭きシートなどを利用などがあります。多汗症対策は汗をかきやすい夏だけのものではありません。冬にも多汗症対策をしましょう。

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多汗症対策入浴で汗をかく

多汗症対策として入浴があります。汗腺トレーニングだけでなくリラックス効果もあります。全身に汗をかくと、顔だけ・手のひらだけの発汗は減少します。夏に全身に良い汗をかくようにするのが一番の汗腺トレーニングになるのですが、冬に汗をかくには入浴がおすすめです。普段の入浴方法をちょっと工夫しましょう。岩盤浴・半身浴・スチームミストも効果的といわれています。多汗症と診断されたけれど手術をする程でもないし治療も大変そう、という人にはおすすめの多汗症対策です。汗かき体質で困っている人にも試して欲しい方法です。

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多汗症対策汗のコントロール

デオロラント剤(制汗剤)や病院での治療も多汗症対策ですが、自分で汗のコントロールができる方法はと考えたことはありませんか?ちょっと地味で即効性はありませんが、呼吸法の訓練をすることで副交感神経の働きを正常にして、交感神経の暴走を抑制することで、発汗を抑える方法です。一時的に汗を止める方法もあるにはあるのですが、あくまでも一時的に汗を止める方法で実用的とはいいがたいようです。正しい呼吸法を身につけることで多汗症対策をしてみませんか?

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多汗症の漢方薬

漢方薬を処方するときは汗のかき方が診断基準のひとつになっています。漢方薬は体質や体型に応じて処方されます。漢方薬での多汗症治療の効果には個人差があり、時間をかけてじっくり取組むことが大切になります。漢方薬で多汗症治療をと考えているならば、東洋医学の専門医か専門薬剤師と相談することをおすすめします。

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多汗症の汗ジミ対策

多汗症や汗かき体質の悩みが大量の汗による不快感や汗ジミがあります。多汗症対策と汗ジミ対策には、汗が出る前と後の対策があります。汗が出る前の対策としては制汗剤(デオドラント)があります。制汗剤(デオドラント)の種類はスプレータイプをはじめ様々ですから、自分にあった制汗剤(デオドラント)を選ぶことが大切です。出てしまった汗は、ふき取るか蒸発させるか洗い流すことになります。汗をかいたまま放っておくと体温が下がって体温調節がもっと難しくなり、かえって発汗を促してしまうという悪循環が生じますし、かいた汗は臭いの原因にもなりかねません。汗拭きシートや汗わきパットなどは簡便に利用できます。衣服の着方も多汗症対策と汗ジミ対策になります。

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