低音型突発難聴とは、低音障害型突発難聴または急性低音障害型感音難聴とも呼ばれる難聴で、聴力障害が低音域に限局され、突発性難聴とは分けて考えられています。低音型突発難聴(低音障害型突発難聴・急性低音障害型感音難聴)は治りが良いのですが再発率が高いのが特徴で、メニエール病(メニエル病)に移行するすることがあります。メニエール病(メニエル病)のめまい(眩暈)を伴わない難聴ととらえられているようです。
低音型突発難聴とは
メニエール病とは(メニエル病)
メニエール病とは、メニエル病またはメニエル氏病とも呼ばれ、回転性めまい(眩暈)に難聴と耳鳴りを伴う症状を繰り返えして徐々に進行していく病気です。回転性めまい(眩暈)ですから、吐き気や嘔吐があったりします。メニエール病(メニエル病)では内リンパ水腫が認められますが、その原因は不明です。回転性めまいがあるからといって即メニエール病とは診断されませんし、メニエール病(メニエル病)の治療は症状の程度によって異なります。急性低音障害型感音難聴を繰り返すとメニエール病(メニエル病)に移行するとされています。、メニエール病(メニエル病)と紛らわしい症状のある突発性難聴・外リンパ瘻・前庭神経炎・聴神経腫瘍などがあります。
外リンパ瘻の症状治療
外リンパ瘻とは、内耳窓破裂症とも呼ばれ、何かしらの原因で内耳窓が破れて、外リンパ液とよばれる液体が中耳に漏れ出る病気です。外リンパ瘻の症状は突然の難聴から始まることが多く、急速に難聴の症状が悪化して高度難聴に移行するとされています。難聴に耳鳴りやめまい(眩暈)を伴うこともあります。感音性難聴(殆どが原因がはっきりしない)の一つですが、外リンパ瘻(内耳窓破裂症)は原因が明確で、しかも早期治療での保存的治療や手術治療で改善が期待されるといわれています。
聴神経腫瘍の症状治療手術
聴神経腫瘍とは、聴神経鞘腫・前庭神経鞘腫とも呼ばれる良性脳腫瘍のひとつです。非常にゆっくり腫瘍が成長し、聴神経腫瘍の自覚症状が現れるまでに何年もかかることが多いです。聴神経腫瘍の症状は、難聴(聴力低下)・耳鳴り・めまいからはじまることが多く、進行するににつれて他症状が現われてきます。聴神経腫瘍の治療は、経過観察・ガンマナイフ(放射線治療)・外科的手術などです。
ストレス難聴とは
ストレス難聴とは正式病名ではありません。マスコミでいうストレス難聴とは心因性難聴を指していると考えられます。心因性難聴(ストレス難聴)は機能性難聴のひとつです。ストレス難聴(心因性難聴)は子供に多いといわれていますが、大人にも起こりうる難聴です。ストレス難聴(心因性難聴)の他に、ストレスが関わるものに低音障害型突発難聴・メニエール病(メニエル病)などが挙げられます。
子どもの難聴(小児聴覚障害)
子どもの難聴(小児聴覚障害)は、先天性の難聴と後天性の難聴に大別されます。マスコミでは、子どものストレス難聴と呼ばれる心因性難聴(機能性難聴)が取り上げられることも多いです。先天性の難聴としてはアッシャー症候群や先天性風疹症候群があります。後天性の難聴で見られるのが滲出性中耳炎による伝音性難聴・音響外傷・ムンプス難聴などがあります。滲出性中耳炎は小児と高齢者に多い疾患です。
滲出性中耳炎とは
滲出性中耳炎とは、中耳に滲出液が溜まって中耳粘膜の炎症が起きている状態です。滲出性中耳炎の症状は難聴・耳鳴りです。滲出性中耳炎は小児と高齢者に多い中耳炎ですが、子どもと老人では滲出性中耳炎の原因(メカニズム)が異なります。中耳炎の種類には、滲出性中耳炎のほかに、急性中耳炎・慢性中耳炎(慢性化膿性中耳炎・真珠腫瘍性中耳炎)・航空性中耳炎などがあり、手術が必要な中耳炎もあります。
耳垢栓塞除去(耳の掃除)
耳垢栓塞除去とは、耳垢(耳あか)が大量にたまって外耳道(耳の穴の入り口から鼓膜までの部分)をふさいでいる耳垢栓塞に耳垢水などを用いて除去する処置です。 外耳道を完全に塞いでしまったものが耳垢栓塞で、難聴・耳閉塞感・耳鳴りがおきることがあります。入浴や水泳をした後で、外耳道に水が入って耳垢(耳あか)が膨潤して外耳道を圧迫して痛みやめまいが起こることもあります。耳垢栓塞除去は保険診療の対象です。
補聴器の選び方
補聴器の種類はいくつかありますから、補聴器の選び方は補聴器外来など補聴器専門医に相談して自分に合った補聴器を選ぶのがベストです。補聴器外来がなくとも最寄の耳鼻科で難聴の性質に合った補聴器を相談して、きちんと調節してもらうのがよいです。耳鼻科・補聴器の専門家・認定補聴器専門店で、補聴器の確かな指導をうけることが快適な補聴器の使用になると考えられます。補聴器の買い方では、補聴器の種類(箱型・挿耳型・耳掛け型・骨伝導型)がありますが、補聴器の価格、補聴器の使い方、装着感じなど、自分に合った補聴器を選ぶことが満足度につながります。
いびきのメカニズム
いびきのメカニズムは、呼吸のメカニズムと深く関係しています。いびきとは、睡眠時に上気道(鼻腔から喉頭までの空気の通り道)が何かしらの原因で狭められることで、呼吸をするときに空気抵抗が大きくなって、上気道の粘膜が振動して振動音を発生させます。これが、いびきのメカニズムです。いびきの原因が異なっているとしても、いびきのメカニズムは同じです。
いびきの原因
いびきの原因には、疲労・肥満・飲酒・身体的特徴・老化・病気などが挙げられます。ですが、いびきの原因は人それぞれ異なり、いくつかの原因が重なっていびきをかいていることも多いようです。いびきの原因を突き止めることがいびきの防止・改善・解消への第一歩と考えられます。そして、積極的にいびき解消や防止対策を講じて、必要ならば適切な治療を受けるようにしましょう。
いびきの種類
いびきの種類は症状によって分類されます。いびきの種類は、単純いびき症、上気道抵抗症候群、睡眠時無呼吸症候群(SAS)(閉塞型睡眠時無呼吸症候群)の3種類に大別されます。いびきの種類の中で最も多いのが単純いびき症です。単純いびき症は睡眠時無呼吸症のように呼吸が止まることはありません。上気道抵抗症候群も睡眠時無呼吸症のように呼吸が止まることはありません。
子どものいびき大人のいびき
子どものいびきと大人のいびきでは、いびきの原因が大きく異なります。子どものいびきの原因はアデノイド肥大・扁桃肥大・鼻疾患で、子どものいびきの原因の95%がアデノイド肥大・扁桃肥大といわれています。大人のいびきの原因は肥満・加齢・飲酒・ホルモン分泌異常など様々で、大人のいびきの原因には生活習慣が大きく関係しているといわれています。
睡眠時無呼吸症候群の症状
閉塞型睡眠時無呼吸症候群の症状は、睡眠時の大きないびき・断続的な無呼吸・頻回の中途覚醒、日中の強い眠気などです。睡眠時無呼吸症候群(SAS)には閉鎖型と中枢型があり、いびきが問題になるのは閉鎖型睡眠時無呼吸症候群です。閉塞型睡眠時無呼吸症候群の症状のいびきは特徴的です。閉塞型睡眠時無呼吸症候群の原因は上気道の閉塞です。この原因の元には肥満など生活習慣が大きく関わっています。
睡眠時無呼吸症候群の治療
いびきを伴う閉塞型睡眠時無呼吸症候群の治療は、いくつかの検査がありますが標準検査である睡眠時ポリグラフ検査の後に、閉塞型睡眠時無呼吸症候群の原因や症状の程度によって治療方針が決められます。いびきを伴う睡眠時無呼吸症候群の治療には、生活習慣の改善指導に始まり、原因を取り除く外科的治療(手術)や歯科装置(マウスピース)などがありますが、症状がある程度以上になると、CPAP療法(シーパップ療法)という治療が一般的です。
いびきの治療いびき外来
いびきの治療は、いびきの原因を取り除くことになります。肥満傾向にある人は体重減量療法、鼻閉(鼻づまり)・扁桃肥大・アデノイド肥大なら耳鼻咽喉科で検査診断と治療・手術が行われます。いびきの症状があって治したいけれど、どの科か良いか分からない・いびきの原因を知りたいなら「いびき外来」のある病院をおすすめします。いびき外来とはいびきを専門に扱う専門外来です。総合病院のいびき外来ならば、いびきの原因がわかれば専門の科でいびきの治療を受けられるメリットがあります。
いびきの防止対策
いびきの防止対策はあるのでしょうか?いびきの原因を取り除くことのがいびきの改善解消になります。いびきの原因が肥満ならば、ダイエットと適度な運動がいびきの防止対策になります。食生活の改善と適度な運動が「いびきをかかない方法」「いびきを止める方法」となるわけです。肥満解消でいびきが改善解消されることもめずらしくないようです。他の生活習慣改善もお忘れなく。
いびきの止め方
「いびきをかかない方法」「いびきを止める方法」はあるのでしょうか?「いびきがうるさい」「いびきがひどい」と言われていませんか?睡眠時の工夫でいびきをかかない方法を実践するなど、いびき防止対策をしましょう。マウスピースなどのいびき防止グッズを利用するのもいびきの止め方のひとつです。ただ、病的ないびきや、いびきの原因が病気の場合は適切な治療が必要です。いびきの悩みをかかえている・いびきを治したいなら、いびき外来などのいびき専門医に相談することをおすすめします。
多汗症とは
一般的に言うところの多汗症とは、多汗症の種類で最も多い、手のひら・足の裏・顔・頭部・脇などに多量の汗をかく局所性多汗症を指します。局所性多汗症とは交感神経が過敏に反応することで病的に多量の汗をかく病気です。多汗症の種類として局所性多汗症のほかに、全身性多汗症や味覚性多汗症があります。全身性多汗症の原因には病気や疾患があることが多く、多汗症の原因になっている病気の治療が多汗症の改善・解消に繋がります。多汗症は、汗をかきやすい汗かき体質や、一時的な交感神経の乱れによる汗かきとは異なります。
手のひら多汗症の治療法
手のひらに大量の汗をかく多汗症を手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)といいます。症状がひどい手のひら多汗症(手掌多汗症)の場合は日常生活に支障をきたすほどで病院での治療対象になります。精神的緊張や体温変化が誘発原因になることも多いですが、緊張していないときでも手のひらに汗をかくのが手のひら多汗症(手掌多汗症)です。局所性多汗症のひとつである手のひらの多汗症(手掌多汗症)は100人に1人といわれるほどであるにもかかわらず、多汗症自体の認知度が低いせいか治療されずに放置されていることが多いようです。

